彼岸花とごんぎつね

ちょっと前まで暑かったのに最近は朝方、冷え込んできた気がする・・・

てなわけで、今日は「ごんの秋まつり」にでも繰り出そうかね。

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はい、さっそく最寄り駅の半田口についた訳なんだけど・・・

やる気のなさそうなごんがお出迎え(可愛い)

ごんってこんなキャラだっけか?
小学生の頃に音読した記憶はあるけど。

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てくてく歩くこと10分程度で矢勝川に到着。

さっそく噂の彼岸花の咲く遊歩道を歩いていこうかね ⇒

今度は黄昏れてるごんがちょこんとお出迎え。

実はこの辺の岩滑あたりの地域は子供の頃からたまに通ったりしてたんだけど、
すっかり観光スポットになってたのね。

・・・よーし、まずは彼岸花をじっくりみてみよう!

この季節になると、彼岸花って割と近所にも咲いてたりするけど、
改めて間近で見るとなんか、おどろおどろしい見た目してんな…。


・・・あの世とこの世の境界に咲く花って言われるだけのことはある。

いやはや、にしても一面彼岸花の絨毯だねぇ。

あっちも

こっちも

散歩中も「ひりひりひりっ…」っていうコオロギさん(?)の儚げな鳴き声も聞こえてきて、
しかも天気は分厚い雲に覆われてて薄暗いし、
周囲は一面の彼岸花で・・・

あ、もしかして、いても・・・
黄泉の道を歩いてたりして…(笑)

・・・ちなみに矢勝川周辺の彼岸花は有志によって300万本も植えられてるらしい。
文字にすると簡単だけど、300万って途方もないよな…

彼岸花以外の花も咲いてたけど、こんな感じ。

もしかしてあれか?
秋に咲く花は控えめというか、ちょっぴり不気味な花が多めだったりするのか…?
…と思ったけど調べたらどれも結構開花時期長いのね。

秋に咲く花ならいてもはキキョウの花が好きかな。

おや、ピンクの彼岸花らしき花もあるぞ。

リコリス

リコリスっていうらしいね。
なんか彼岸花と同じ種類の植物らしいけど、彼岸花が原種でリコリスが園芸用品っぽい。

ふぅ・・・

一通り散策したところで、そろそろ新美南吉記念館の方に行こうかな。

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という訳で新美南吉記念館に到着↓
(まあたまにこの辺の道は通るから見慣れてるんだけどね…

なんか地形が波打ってるけど、ここが記念館・・・?

ああ、地下に構造広がってるタイプの建造物なのね。珍しい。

いざ入館。(入館料は大人220円だよ)

入ってさっそくステンドグラスがお出迎え。

あー、ごんぎつねというモチーフの割に結構近代的というか、
打ちっ放しのコンクリートがベースの建築なのね・・・

展示物には教科書で読んだあのごんぎつねのストーリー模型があって懐かしい気持ちに。
(ちなみに右の狐さんは矢勝川近辺に住んでた狐さんのはく製だそう

おお…!館内の奥に進んでくと段々と内装が童話チックになってて素敵だね。

それに新美南吉さん本人の生い立ちとか資料も結構置いてあって歴史の重みを感じる。

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はい、というわけで、今日はいつも以上に歩いて疲れたからここまで。

新美南吉記念館の方はついでで立ち寄ったつもりだったけど、
いても本人が童話の世界が好きなので、世界観はドツボを突かれたかも。

中に自由に感想書けるノートとか置いてあったけど、子供たちの落書きだったり
新美南吉と縁のある人の親族(だったかな?)が書き残してたりと、
なんか色んな人の思いが詰まってたね。

彼岸花とごんぎつねかぁ・・・。
童話でも印象的なページがあるもんね。

一度はこの辺歩いてみたかったし、
童話の景色がそのまま広がってたしで、
今日は良い日だったな・・・

ではまたノシ

Last Updated on 2025年9月26日 by いても