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野に咲く可憐でワイルドなノイバラ

5月になってくると気温も丁度よくなるし、
ツバメのさえずりも巣から覗く雛の姿も可愛らしいし。
新緑の季節、何もかもが心地よい感じがするね。

さて、今日は散歩がてらノイバラ(以下野ばら)を探すつもり。

お、咲いてる咲いてる。は~っ、可憐だ…。
5月に白い花を探すことってあんまりないからな~。
意識して探すと結構見つかるね。自生してるやつ。

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んん、あっちに咲いてる野ばらは葉の色が深緑だ。


なんか違いがあるのかなって思って調べたら・・・
新芽が明るい緑で、成長した個体が深緑になるらしい。
なるほどな~。深緑の方がノイバラ特有の野生の渋さがあって好き。
新芽の初々しさも良いけどね。

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イバラといえばそう、トゲもびっしりでカッコいいね・・・!


生命力の重厚さを感じる姿もまたなんとも。
可憐なだけじゃなくてしっかり地に足をつけて生きてるんだぜって主張しているよう。
ワイルドで素敵だな…。

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あ、ちなみに・・・
自分の絵についての話。

看板娘のサンちゃんも魔法を使うと自身の魔力に反応したイバラが髪と尻尾に巻きついて、
野ばらの花がポンって咲く設定。
────うん、可愛いね…。
もう一人の田舎娘ちゃん(こっちが主人公)もイバラの呪いに掛かって
オオカミさんに変身しちゃう。
────は~っ、こっちも素敵だ…。

と、このように野ばらはいてもが描くお話とも縁の深い植物だったりするんだな。

・・・よし、これで分かった。
いてもが一番好きな動物がオオカミで、一番好きな植物がノイバラだ。うん。
どっちも可愛さとワイルドさが威厳を放って同居してるし。
お互い人気者なのも納得。

オオカミは犬に家畜化されてるし、ノイバラは色んなバラに品種改良されてるし。
どっちもそれぞれ深い歴史はあるみたいだけどね。それもまた良し。
だけど…、
原種のあるがままの美しさに俺はきっと惹かれるんだろうなって酔いしれてみたり。

それじゃあ、今日はこんなとこかなノシ

小さな春 その2

ここ数日はちょっぴり寒さが戻ってきたような気もしますが、またそのうちあったかくなるでしょう。

というわけで先週に引き続き今日も今日とて春探しの散歩にでも繰り出そうかね→

春の身近かな黄色い野草といえばタンポポ…、も良いですが「菜の花」も忘れちゃダメですよね。
早いところだと2月から咲き始めるのかな?

ホームセンターにも普通に種とか売ってるし道端にもその辺に生えてるしでこの季節見かけない日は
ないんじゃないかな~ってくらい咲いてると思います。立派な風物詩ですよね。

おっと、春といえばこっちも忘れちゃいけない

はい、「つくし」です。土手を目を凝らして探せばいっぱい生えてますね。本当にいっぱい。

スギナという植物(写真の緑のチクチクの草)から生えるそうです。(毎度グーグルレンズありがと~
つくし探したければスギナを探せば一発かもね。

子供の頃に傘の部分の緑色の胞子を飛ばして遊んでましたね、懐かしい・・・。

菜の花もつくしも食べても美味しい野草ですよね。最近は口にすることはあまりないけど・・・
菜の花のお味噌汁とか独特なえぐみがあって結構好きだったりします。

今日はこんなとこかな?

ではさいならノシ

小さな春

は~、もうすっかり春ですね。

こんなポカポカ日和にゃ散歩ですよ。

というわけで今日は特別どこかに行くわけでもなく近所で春でも探そうかな。
・・・

お、さっそく。

オオイヌノフグリ

3月ごろになると道端にぽつぽつ生えてますよね。ちょっと控えめな青い花が。
見かける度にネーミング何とかならなかったのかなって思うくらい華奢なお花なんですけども。

あ、あっちにもよく見慣れた目立つお花が。

ホトケノザ

春の七草の一つですね。こちらも3月に入るとちらほら咲き始めるピンクのあのお花です。
個性的な咲き方してますよね。名前も。

幼い頃近所の子とかが蜜をすってましたね。「甘いね」とか言って楽しんでました(遠い日の記憶)
まあ自分は汚染とか怖かったから一度も吸ったことないけど。

春の七草といえばもう一つ

ナズナ

この季節、そこかしこに群生してますよね。点々と咲く白いお花が。ぺんぺん草ってやつです。
上部の葉の形も小さな扇形で・・・ってこれ実なんだね。(恥ずかしながら初めて知った)

にしてもズームで見ると思ったより可憐なお花を咲かせよる。


最後に、春の野草といえば・・・


寒い冬がやっと明けたあたりから咲き始めるたんぽぽ。なんだかポカポカな響きで素敵ですよね。
陽気なお花もとっても可愛い。

花の開き方と付け根を見る感じおそらく二ホンタンポポかな。
街中で咲いてるやつだと結構セイヨウタンポポ率高めなイメージ(?)
5月になったらまた見にこよう。
多分ふわふわになってる。

・・・わざわざ遠出せんでもいつの間にか春は足元にも生まれてるもんです。

ではまた。ノシ

梅の花

毎年この季節になるととある街道に独特な甘い香りを放つ満開の梅並木が出現するんです。

こんなのぼりと一緒にね

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というわけで散歩がてら佐布里池梅祭りにやってきた。

む、門をくぐるとさっそく渋い昭和の演歌が大音量で聞こえてくる・・・
どうやら特設ステージでライブしてたみたい。
まあ、お祭りだもんね(にしてもチョイスがえらい渋い(笑)

さて、せっかく立ち寄ったのでさっそく梅の花でも鑑賞していこうかね→

わぁ…綺麗だな。う~ん、来月が本番の桜とはまた違った趣があるね。
丸みを帯びた可愛らしいお花がポンポンって。
・・・ふむふむ咲き終わりまで葉っぱが生えてこないからお花が目立つのね。

てくてく歩いてるとこんな品種も発見。

「月影」だってさ。
…おいおい、やたら渋かっこいいな。

へ~、なるほど江戸時代から栽培されてるとな。
何やらほかの梅より純白で凛とした佇まいを感じさせる。

お、真っ赤な梅も咲いてるね。
なるほど、品種は「紅ちどり」らしい。
こっちは白いのとは別の綺麗さがある…
にしてもこんな和カッコいい梅の品種名考える人、
そのネーミングセンス分けて欲しいくらい。

佐布里池と梅の花を一望できる素敵なロケーションもあって心地いい場所でしたね。

梅が見たくなったら来年また来ようかな?

ではまた。ノシ